駆け込み寺・安心サロンの掲示板!
● 免疫の仕組み!
自然免疫!
第一段階
・細菌やウイルスなどの微生物の侵入を、皮膚や鼻口などの粘膜が防ぐ。
・切り傷や火傷の場合、傷口からの細菌による2次感染を防ごうとする。
・NK細胞がガン細胞などの監視のため、常に体内を巡回して いる。
自然免疫とは、生まれつき持っている免疫系。
補体系やNK細胞、マクロファージや顆粒球などからなる。
これらは、T細胞やB細胞の担当する獲得免疫に先だって発動される初期生体防御システム。
第二段階
・細菌などが進入、感染すると、抗体や補体(抗体の作用を補完する血清中のタンパク質)、NK細胞などが、侵入してきた細菌などを攻撃破壊する。
・パトロール中のNK細胞が、ガン細胞を発見した場合、攻撃を開始する。
第三段階
・さらに好中球や好酸球などの顆粒球が動員され、マクロファージとともに貪食作用によって細菌などを殺傷する。
・マクロファージが、T細胞のT/ヘルパー細胞に細菌進入、異物の発見の信号を送る。
・サイトカインなどで活性化したNK細胞が単独でガン細胞を殺傷する。
↑
マクロファージがT/ヘルパー細胞に信号を送るとき、樹状細胞が自然免疫系と獲得免疫系をリンクする重要な役目を担い、高い抗原提示能(抗原をT細胞が認識できるよう部分的に加工、T細胞内に情報を伝達する。)を発揮する。
↓
獲得免疫 !
第四段階
・マクロファージとT/ヘルパー細胞が共同でサイトカイン (免疫系の指揮命令を伝達するメッセンジャーであり、戦いをコントロール・教育する機能を持つ重要な働きをする)を放出する。
・T/ヘルパー細胞の指令により、サイトカインで活性化したT/キラー細胞、B細胞などが細菌や異物(ガン細胞など)を攻撃殺傷する。
・B細胞が抗体を大量生産する。一部のB細胞などに攻撃対象の記憶が残り、免疫を獲得する。
(詳しくは、こちらを参照)
獲得免疫とは、いろいろな抗原に感染することで身につく免疫系で、T細胞、B細胞、サイトカイン、抗体などからなる。
自然免疫系で撃退しきれない場合に動き出す。
●獲得免疫系には二つの免疫があります。
○液性免疫:細胞の形はもたないが血液中に溶けている分子。
・主なものに抗体、サイトカイン、補体があります。
・B細胞と抗体が主役。バクテリア(細菌)に対する防衛です。
・抗体が細菌に結合して毒素を無害化したり、排除したりします。
○細胞性免疫
・主要な細胞は白血球で、マクロファージ、好中球、リンパ球といった種類が有ります。
マクロファージや好中球は、抗原の微生物や病原菌を飲み込んで分解してしまう大きな細胞で、マクロファージは器官が外界や血管と結合する部分に多く存在し、好中球は血液を循環しています。
・T細胞、NK細胞が攻撃の主役。
ウイルスや細胞内に寄生する強力な菌(結核菌、サルモネラ、レジオネラ、クラミジアなど)やガン細胞に対する防衛です。
・ウイルスや細胞に寄生する細菌は細胞内で増殖し続けます。
T細胞が感染した細胞やガン細胞の異常を発見し、NK細胞やキラーT細胞が感染細胞と結合して殺します。
免疫の仕組み(自然免疫反応と獲得免疫反応)
滋賀医科大学病理学第二講座
免疫の仕組み(癌に対する免疫サイクル)
東京女子医科大学消化器センター癌免疫療法チーム
心と体の健康!癒しの手もみ!リラクゼーション!本当の健康!
駆け込み寺・安心サロンへの相談は気軽に下記までお願い致します。
ご意見箱:http://anshin-salon.com/contact