いつも有難うございます。
躍動の1日ワクワクドキドキ…今日も一歩でも前へ…
※名言の紹介※
◆現状が変われない理由というのは、実はすごく簡単で、「現状をキープしたまま、人生を変えよう」としているからです。
変わりたいのであれば、現状は捨てなければいけない。
松山太樹
※命に躍動を…※
■君よ!勇敢なる君よ!いかに荒々しき醜い人間の葛藤があったとしても断じて負けるな!
◎幸運を呼ぶ宝箱※◎
◆白駒 妃登美 著の「感動する! 日本史」より
明治の俳人・正岡子規のお話です。
子規は、江戸時代末期に、四国の松山に武士の子どもとして生まれました。
子規が生まれて間もなく明治維新が起こり、封建制度が廃止されるのですが、子規は、自分が武士であるということに誇りを持ち続けました。
そして、武士道に人一倍強い憧れを抱き、「武士道における覚悟とは、何か」を、幼い頃から自問自答してきたそうです。
その子規が、ある日、結論を得ます。
それは、「武士道における覚悟とは、いついかなる時でも平然と死ねることだ」というものでした。
その後、子規は若くして脊椎カリエスという難病を患い、激痛に苛まれます。
その苦しみの病床で、彼は、本当の「覚悟」が、自分の思っていたものと真逆であると気づくのです。
本当の覚悟とは、いついかなる時でも平然と死ねることではない。
どんなに痛くても、どんなに苦しくても、「いま」という一瞬一瞬は生かされているのだから、その生かされている「いま」を、平然と生きることこそが本当の覚悟だ。
子規は、そう悟ったのです。
彼の病床における不思議なほどの明るさと、とても病人とは思えない精力的な文筆活動の裏には、このような死生観がありました。
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