いつも有難うございます。
躍動の1日ワクワクドキドキ…今日も一歩でも前へ…
※名言の紹介※
◆仕事と思うな、人生と思え。
原田隆史
※命に活力を…※
■趣味に、本当の喜びを感ずるのは、自分がやるべきことを立派にやりぬいている時である。
それまでの緊張感をちょっとした変化で和らげ、新しい活力の源泉となっていくような趣味は、もっとも充実したものであろう。
いわば、趣味というだいご味は、ここにあると思う。
◎幸運を呼ぶ宝箱※◎
◆NHKの「プロジェクトX」で、消防士の救命救急医療の現場を取り上げたことがありました。
少し前まで、救急車の中で消防士や救命士が医療行為を行うことは、法律違反でした。
横にいる家族に「何とかしてください」と言われても「何とか」すれば違法行為で捕まってしまう。
そこで、ある救命士が意を決して、外部に論文を発表します。
「目の前で黙って人が死んでいくのを見ているのは耐えられない。われわれにも欧米のように医療行為を許可してほしい」と。すると、トップから呼び出しがかかった。辞表覚悟で顔を出すと「いいことを言ってくれた、実現できるように努力しよう」
こうして、法律が改正され、救急車の中での医療行為が可能になりました。
一人の救命士の「強い思い」が、国会までも動かしたわけです。
ちなみに、法改正に反対したのが医師会だったとか?本音がどこにあるのかは別にして、「彼らに医療行為ができるわけがない。助けるどころか、死なせてしまう」という理由からでした。
しかし、実際には救急車で搬送中の死亡率は、各段に低くなった。
今までだったら助からなかったかもしれない命を、助けることになったのです。
病気やけがでの初期治療がいかに重要かは、素人でも知っています。
誰にでもわかることです。
しかし、現場もみんなが納得できない気持ちを抱えながらも、なかなかその状況を変えることはできませんでした。
クビ覚悟で社会にアピールするほどの強い気持をもつ人間が、彼以前にはいなかったのです。
自分の職場で大きな足跡を残すことが出来た人は幸せだと思います。
しかし、それは運が良かったのではありません。
良くしよう、人の生命を救おうという、誰にも負けない強い思い、情熱がそれを可能にしたのだと思います。
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