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免疫力を高める知恵とコツ!
免疫と日常生活の知恵 !
笑いで免疫力強化!
ストレスに晒され続けると、人間は交感神経優位の状態になり、血圧、心拍数が上がり、こころも身体も緊張状態が続いてしまいます。
そして、この状態は、多くの外敵から我々を守ってくれるはずのNK細胞をはじめとする「免疫系自衛軍」たちの士気を下げ、無防備な状態にすることが、さまざまな実験から証明されています。
そんな交感神経優位の状態から、副交感神経優位の状態にスイッチを切り変える必要がありますが、その例として「いい音楽でリラックス」で紹介した音楽を聴くことも効果的です。
また、より身近であり、ストレスに晒されるほど失いがちな「笑い」の効能について考えてみましょう。
ある実験では、幅広い年齢層の被験者に3時間にわたって漫才、漫談、喜劇などを見せて笑いの体験をさせた結果では、ほぼ全員の被験者が笑いの体験後に免疫力係の数値が上がっていたそうです。
同様の実験は、さまざまな医師や研究機関によっても行われており、例えば落語を聞くことでリウマチ患者の感じる痛みが抑えられた、漫才を聞くことで糖尿病患者の血糖値が下がったなどの報告もあるようです。
ストレスに晒される人こそ、笑って免疫力を強化する必要があるのでしょう。
さて、笑いといっても、さまざまな種類があります。
それらを「笑い」の中枢となる脳の部位から見てみると。笑の中枢は3つあるようです。
1つ目の中枢!
発生的に最も古い脳・辺縁 系にある感情の中枢。
快、怒など本能に最も近い感情の源です。
2つ目の中枢!
視床下部、間脳など。
自律神経の中枢であり、涙、汗の分泌、呼吸の変化など笑いに際して起こる身体の変化を支配している。
笑うことで、脳内の血流が増大して刺激され、間脳から情報伝達物質が発生し、血液やリンパ液を通じてNK細胞を活性化するともいわれています。
3つ目の中枢!
大脳新皮質。
意志や理性の中枢であり、より高度で複雑な笑い(例えば、快の感情がなくても人は社交上の笑顔を作ることができる)を司っています。
人間は空腹が満たされたなどの本能的な快だけでなく、楽しい光景を見た、面白い話を聞いたという情緒的な笑いや、社交的な笑いなど、複雑な表現を持つ動物です。
逆に言えば、笑顔を作ることで実際に笑うのと同様のストレス解消効果があるともいわれているのです。
近年、スポーツの世界でもそれは認められており、選手がピンチの時でも、ピッチ上で、コート内で笑みを浮かべるのを見かけるのも珍しくないですね。
【笑の効能】
・副交感神経を優位にし、血圧を下げ、心拍、呼吸を整える。
・血糖値を下げ、体内のバランスを整えるメカニズムに働きかける。
・脳の血流量を増加させ、血液の流れをよくする。
・NK細胞を活性化させ、がん細胞を抑える。
・緊張感を解放し、物事に前向きに対処する気持ちを高める。
日々忙しく仕事やノルマに追われる皆様は、知らず知らずのうちに眉間にしわが寄っできます。
まずは鏡の前でにっこり笑顔を作り、心からほっとひと息ついて、たまには、お笑い番組でも見て、心から大笑いし、無理なく免疫力を高めることをおすすめします。
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