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肩こりの要因 !「姿勢」!
肩こりをおこす原因の中で、最も多いのが悪い姿勢です。
姿勢の良い人には、肩こりは少ないものです。
悪い姿勢とはどんなものなのでしょう。
肩こりの元凶! 悪い姿勢とは?
自然なS字カーブ身体的にみてもっとも良い姿勢とは、背筋が伸び、背骨が「生理的弯曲」といわれる自然なS字カーブを描いている状態をいいます。
良い姿勢のときは、体の前の筋肉と背中の筋肉がバランスを保ち、引っ張り合うように筋肉は使われています。
しかしいったん姿勢が悪くなると、この筋肉のバランスが崩れてしまい、肩周辺の筋肉に必要以上に負荷がかかり、コリと痛みが始まります。
たとえば、顎を突き出したような姿勢を長時間行なうと、頭部の重さを頸部の後面筋で支える状態になり、首の筋肉の緊張を招くことになります。
筋肉が緊張したり緩んだりすることで血液は循環しますが、このポンプ役の筋肉が緊張し続ければ、血液循環が滞り、筋肉に乳酸などの老廃物が蓄積されてしまうのです。
そして肩こりになってしまいます。
このように悪い姿勢は、そのひずみとして筋肉疲労を増やし、肩こりを引きおこしてしまうのです。
肩こりを引きおこす、日常の姿勢と動作
日常生活の中で何気なく行なっている姿勢や行動の中に、肩こりを引きおこしている原因が潜んでいるかもしれません。
長時間のデスクワークやパソコン作業などの姿勢は、頭を前に出したスタイルになりがちです。
また、睡眠中の姿勢にも注意したいものです。
身についてしまったクセは直しにくいものですが、気が付いたら直す習慣をつけましょう。
以下のような姿勢・行動は、肩こりを引きおこしていきます。
要注意です。
正しい姿勢
【注意したい姿勢と行動】
* 腹ばいになったり、あぐらをかいたり、横座りしたりしながら本を読む
* 前かがみでパソコン作業をする
* イスに浅く腰掛けてデスクワークを行う
* 前かがみで運転する
* 寝転がって頭を手で支えながらテレビを見る
* 単純反復作業で、特定の筋肉しか使用しない
* イスに腰掛ける時、いつも同じ側の足を組む
* バックをいつも同じ側の肩にかける
* 手提げ荷物をいつも同じ側の手で持つ
* 長時間同じ姿勢になっている
* 肩を冷やしている
* 重いコートやジャケットを長時間着ている
* ヒールの高い靴をはいている
* 合っていない寝具(枕の高さ、硬すぎる敷き布団)を使用している
正しい姿勢とは、肩こりを防ぐための基本。
姿勢や行動を見直して、肩こりの解消・予防対策としていきましょう。
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