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腹八分で食べ過ぎない!
よく「腹八分に医者いらず、腹六分に薬なし」といいますが、食べすぎに気をつけて、病気知らずの健康な毎日にしたいものですね。
加齢とともに免疫力は落ちてきますが、免疫力をなるべく衰えさせないようにしていくことはできます。
そのためのコツは2つあります。
①.ストレスをうまく昇華させること。
②.腹六分を守ること。
ストレスは免疫力を落としてしまいます。
長時間ストレスにさらされる状態が続くと、免疫系のバランスがくずれてきて、感染症やアレルギー疾患、自己免疫疾患といった免疫関連疾患を起こしやすくなるのです。
ただ、ストレスにどう対処するかは、その人の性格にもかかわります。
前向きに考えろといわれても、生き方をスパッと変えるのはなかなか難しい面もあるでしょう。
そこで非常に重要になってくるのは、特に食生活を整えることです。
なかでも、腹八分を守る、つまり食べすぎないことが第一条件、だという結果が、ある実験で明らかになっているようです。
全身性エリテマトーデス(自己免疫病のひとつ)のモデルとしてよく使われる実験マウスでは、平均寿命が普通の飼育条件なら10ヶ月。
そして、エサを食べたいだけ食べさせたマウスは、1年以内にすべて死亡。
しかし、エサを自由に食べたマウスの総カロリー摂取量をから、その60%しかとらせなかったマウスでは、約2倍も寿命が延びたのです。
その間、免疫機能も比較的良好で、病気の進行もかなり抑えられたそうだ。
また、カロリー制限に加えて、脂肪の量も抑えたところ、寿命は3倍まで延びたのです。
このようにカロリー制限をすることで病気の進行は抑えられ、寿命も延びるという結果がでているようです。
このことは、そのほかの自己免疫病、ガン、糖尿病、高血圧などの動物モデルの実験でも認められているのです。
つまり、遺伝的にこうした病気になる可能性があっても、食事をコントロールすることで、ある程度抑えることができるといっていいでしょう。
それには、腹八分、いや腹六分で健康生活を心がけましょう!
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