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6. うつ以外の心身症
【パニック障害ってどんな病気?】
何の前ぶれもなく突然、「動機が激しくなる」「息苦しくなる」「冷や汗が出る」「吐き 気がする」「口が乾く」「鳥肌が立つ」「めまいがする」などの理由の判らない発作(パニック発作)に襲われ、「このまま死んでしまうのではないか」「あの恐 い発作がまた起きるのでは?」などの不安や恐怖に襲われます。
また、過呼吸発作を伴うこともありますが、これらの発作は通常5分~30分程度で収まりま す。
パニック発作を繰り返すうちに、発作が起きることに恐怖を感じ、電車やバスなどに乗ることができなくなったり、外出を避けて家に引きこもったりします。
一過性の場合もありますが、長期化して抑うつ気分や心気症状を併発することが多いようです。
また、身体の病気を疑って内科を受診し検査をしても異常が見られないのが特徴で、このために診断・治療が適切に行われず、症状を悪化させてしまうこともあるようです。
>>どうしてパニック障害になるの?
脳の中にあるノルアドレナリン神経系には、生体が危険と判断されると警報を発する役割があります。
パニック障害では、このシステムが誤作動を起こし、危険がないのに警報が出て、それに伴って様々な身体症状が現れると考えられています。
パニック障害には、ノルアドレナリン(恐怖ホルモン)の過剰分泌を抑え、セロトニンの減少を防ぎながら、他の脳内ホルモン、神経伝達物質の調整をとっていくことが大切です。
【外傷後ストレス障害(PTSD)ってどんな病気?】
PTSDはPost-Traumatic Stress Disorderの略で、強い精神的 外傷体験(トラウマ)の後に生じる様々な身体的、精神的症状のことをいいます。
トラウマとなる出来事としては、自然災害・戦争体験・暴力・性的虐待・犯罪・交通事故などが挙げられます。
~PTSDの症状~
★フラッシュバック(再体験)
原因となった外傷的な体験の場面が、繰り返し鮮明によみがえったり、夢に登場すること。
★回避・麻痺 体験を思い出すような状況や場面を意識的
または無意識に避け続けてしまったり、体験の一部を思い出せない、また感情や感覚などが麻痺したように感じ、物事に関心が持てなかったり、幸せや喜びを感じることができない状態。
★過敏反応(過覚醒)
交感神経の亢進状態が続いていることで、不眠、イライラする、必要以上に警戒心が強まる、ちょっとした物音にも敏感に反応する状態。
※上記の症状が1ヶ月以上続く場合にPTSDと診断されます。
>>どうしてPTSDになるの?
PTSDの、人の脳を、MRIで撮影すると、トラウマを負ったことのない人に比べて、海馬の萎縮や扁桃体の損傷がみられるという報告があります。
脳の血流も海馬周辺で滞ることがあり、海馬の萎縮は副腎皮質ホルモン(ストレスホルモンとも言われます)や、脳内麻薬様物質の過剰放出によるものと言われています。
海馬の再生にはセロトニンが大きな役割を果たしていると考えられていますので、トリプトファンやDHA/EPA、リン脂質などをとり入れ、セロトニンやGABAの分泌を促進することによって、ストレスへの神経の過剰反応を和らげましょう。
夢・希望・命・幸運、みんな大切ですね。
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